オンライン英会話(ネイティブ/ノンネイティブ)
さて、みなさんは、オンライン英会話を選ぶ際に、このネイティブかノンネイティブかをどの程度重要視されますか?
昨日も書いたことだけれど、一般的にネイティブ(欧米の)の先生がいらっしゃるオンライン英会話は総じて料金設定が高めになっています。
それに対して、数年前から増えてきたフィリピン在住の先生のオンライン英会話だと料金設定がかなりお安いです。
これは先生方の住む国の物価の差が反映されています。
例をあげてみますね
まずはネイティブ講師のオンライン英会話の場合
Cambly (キャンブリー) | 1回/週 ¥3,290/月 |
エイゴックス | 4回/月 ¥3,980/月 |
EFイングリッシュライブ | 4回/月 ¥6,900※ |
ボストン倶楽部 | 4回/月 ¥3,880/月 |
※海外受講生と参加する少人数制のグループ英会話レッスン(30回/月)が可能
上記のように、週に1回(月に4回)で3000~4000円という感じでしょうか
それに比べてノンネイティブのオンライン英会話はお財布に優しいです
フィリピン英会話ネット(PEN) | 1回/週 ¥760/月 (やっす!?) |
エイゴックス | 5回/月 ¥1,000/月 |
産経オンライン英会話 | 毎日 ¥5,980/月 |
ネイティブキャンプ | 毎日 ¥4,950/月 |
こんなに違ってくるんですね
子どもにオンライン英会話をさせたいのなら、週に1、2回でもいいかもしれません。
毎日続けるのは正直難しいものがあります
しかし逆に言うと『毎日オンライン英会話』を習慣化することができたなら、
アウトプット量は計り知れません。
まずは外国人とお話する経験することを目的として、オンライン英会話独特の雰囲気(パソコンの
モニタに向かって会話するとか、音声がリアルなものとは異なるとか)に慣れるまでは
ネイティブ・ノンネイティブにこだわらずに気軽に始めてみることをオススメしたいです。
そして、レッスンに慣れてきたら回数を、週に1回、2回、、、と増やしていくのはどうでしょうか
そうしていくうちに、また回数と予算によってネイティブ講師か、ノンネイティブ講師かを選択するというのが無難な気がします。
私は今までオンライン英会話の会社をいくつか体験、登録してきました
その時の生活のリズムに合った会社を選ぶと良いと思います
それでも、ノンネイティブはちょっと。。。という方もいらっしゃるかもしれないですね
だけど、少しだけこの続きを読んでみてください
フィリピンの国語はタガログ語。だけど授業は英語が基本
フィリピンは母国語にタガログ語という言語がありますが、
授業は小学生のころから国語(タガログ語)の授業以外はすべて英語だと聞きました(※フィリピンのどの学校も同じなのかは未確認)
ですので、実際は8割英語で、物の名前などの単語はタガログ語を使っている、そんなハイブリッドな会話が多いそうです
実際、比国のオンライン英会話先生方のSNS(Facebookなど)の投稿を観ていると、
英語では見たことのない単語が多数出てきたりします
発音はアメリカ英語だと考えていいと思います
(米国の植民地だった歴史があります)。
ですが、訛りはあります。
ネイティブでも訛りはある
たとえアメリカ人でも、その出身地によって訛りがあります
日本だって方言があるでしょう?九州や東北の地元の人が話している会話を
関東や関西の人は100%理解できないのではないでしょうか
例えば、、、『かばんをからう』
はい、意味わかります?⇒博多弁で『かばんを背負う』という意味になります
『今日はなんだかえらい』
⇒『今日はなんだか、疲れている(しんどい)』関西や中国地方で使われています
『イレコ』や『テレコ』も関西圏ではよく使われますが、知らない人も多いかも
発音でいうならば、虫の『カナブン』の発音は関西は音程に工程があまりない平坦な発音ですが
その他では『カ』や『ナ』が少し上がるのではないでしょうか
私は九州出身なので、関西に来てすごくすごく多くのイントネーションの違いに苦労しました
それでも、通じます。通じるんですよね(#^^#)
外国人(大人)との交流に慣れることが目的!
ネイティブかノンネイティブかで迷ったときは
オンライン英会話で何を目標にしたいのか。を考えてみるのもいいかもしれません。
- アウトプットする機会を増やしたい
- コミュニケーション力をつけてほしい
- 文法の基礎を学ばせたい
- 発音を良くしたい
と、いろいろな目標があるかと思います。
我が家の場合は上記の1と2が基本目標なので、ネイティブだろうがノンネイティブだろうが関係ありませんでした
大人も同じですが、知らない人と話すのはとても勇気がいります
ましてや外国人と話すということは、英語ができるお子さんだとしてもやはり最初の一歩は踏み出しにくいもの
それは場数を踏んで慣れるしかないと思います
ASH(長男)はオンライン英会話をするようになって、DWEの週末イベントで先生に
話しかけられたらその解答以外にも10倍くらい話をするようになりました
何も外国人に慣れるというわけではなくて、相手が日本人だとしても同じ効果があったように感じます
知らない大人の人がいても、たじろぐことなく、自分の思っていることを英語や日本語で
堂々と(時には「もうわかったから。もういいよ」と言われるまで)話し続けてくれます
外では引っ込み思案で、言葉が少ないと思っていたけれど、違っていたんですね
単に自信がなかっただけ?
車の運転も最初は用心しながらゆっくりゆっくり丁寧に運転していたはずなのに
だんだんと慣れていくのと同じなのかな。と感じました
それでもやっぱり、ときどきは発音が気になることも。。。
先生の発音で気になったときは、遠慮なく”Excuse me, But I think this pronunciation is ~~~.
Is this wrong?”と意見してみたりします
例えば、puddleを「プドゥル」と発音なさっていたので、あれ「パドゥル」じゃないの?と気になって調べてみました
イギリス英語発音なのか、アメリカ英語発音なのかの違いのようです
前述のようにフィリピンはアメリカ英語だと聞いていたのですが、そうとは限らないみたい
ASH(長男)も先生の後にリピートするという場面で、慣れ親しんだ「パドゥル」と発音していて
先生から何度か訂正されてたけれど、頑固にも最後まで「パドゥル」と発音して先生苦笑いしてた( ´艸`)
だけど、そういった発音の違いがあるということも知識というか感覚で覚えてもらえたらいいかな。と思う
イギリスとアメリカでこれほど違うのだから、母国語が英語ではない人は、何かしら訛りがあるものだと思う。
例えば、、、イタリア人の英語は聞き取りやすいと感じることないですか?(私だけ?笑)
スペイン人の英語は、やっぱりスペイン語っぽいな。とか、
そういう小さな違いも含めて、コミュニケーションがスムースにとれるほどの
英語の基礎を身に付けてもらえたら、、、とってもうれしいなぁ。と思うのです