口やかましく言うよりも。。。
2018/01/26
今回もDWE関係ないッス
今日もオススメな本の紹介です
みんなのためのルールブック ―あたりまえだけど、とても大切なこと
Amazonの口コミにもあるのだけれど、ほんっとうに当たり前のことばかりが書いてあります
今更どうしてこれが必要なの?と思う人もいるかもしれない
だけれど、情操教育って繰り返し繰り返し伝えていくことが大事なんだと思うから
例えば何かをもらったときに「ありがとうは?」とか、、、言いがちですよね
中にはこうやって促すのではなく、自分から言えるようになるのを待つというお母さまもいらっしゃるかもしれない
たしかに親の姿を見て子供は育つ
だから親がしっかりとお礼を伝えていれば、真似をしてくれる日が来るかもしれない
でも、もしかしたら引っ込み思案の子どもは声を出さずに小さくおじぎをするところだけ真似をするようになるかもしれない
そうしているうちにおじぎさえすれば「ありがとう」の言葉は不要だと思うかもしれない
感謝の気持ちは同じなのに、相手に与える印象って違ってしまう
かといって、毎回「ありがとうって言えるかな?」「ありがとうは?」と促すのもちょっと窮屈。。。
そんな時、この絵本を繰り返し読み聞かせていると、
もしかするとお礼とはお辞儀だけじゃなくてお礼の言葉もひつようなのだ。と気が付くときが来るかもしれない
この本は、ただ読むだけじゃなくて
「子どもとこんなときどうする?」「どうしたらいいかな?」といった問いかけや意見の交換の時間を与えてくれる
ASH(長男・現在4歳)はまだ答えられないことばかりだけれど、きっとそういう時間ってとても大事だと思う
そして、これを読んでいて思うこと
どうして?とよく訊かれる
「どうして、ありがとうを言うの?」
「どうして、文句言ったらだめなの?」
そんな時は(こちらに余裕があれば)できるだけ自分の言葉で理由を説明するようにしている
その答えも含めて、繰り返し繰り返し、目と耳から取り入れ、それを言葉にすることで
当たり前のことが、当たり前に思えるようになるのかな
何かの事柄の後に、母がガミガミ・くどくど・何度も言うよりも
こういったもので、何度も繰り返しておくことは、きっと子にも親にも優しい時間が増えるのじゃないかな